Ganscraft(ガンズクラフト)は、ニューメキシコ州サンタフェ市で、ネイティブアメリカンのアートクラフト全般やチマヨベスト・ブランケット等を販売していたショップのオリジナルブランドです。
現在のシルク素材のネクタイとは素材感も全く違い、レトロな雰囲気を醸し出しているのが魅力です。

通常のネクタイよりも短いですね。着用例の画像のように身長167cmの私が、前側を15cmくらい長くして締めた様子です。こうすればちょうど良くなると思います。
元々は、ルート66華やかなりし1940年代〜50年代をピークに、全米中からニューメキシコ州を訪れる観光客向けに販売されていた手織りのウールネクタイでした。時代の流れと共に、現存する生産メーカー、取扱店は残念ながらなくなってしまいました。現在では、稀にビンテージやデッドストック品がみつかるのみです。
同じ手織りでも、現在のオルテガ社製に代表されるチマヨベストやブランケット等とは、使われていたウール糸の太さ、製品の厚みや風合いは全く異なる製品です。

Ganscraftとは・・・
元々はイリノイ州シカゴ出身の法律家だったジュリウス・ガンズ(Julius Gans)が、ニューメキシコ州旅行後に、コレクターから実業家に転身。更に1915年、観光客の増加を背景に、Julius Gans’ Southwestern Arts and Crafts社をサンタフェのプラザ南側にオープンしました。「ガンズクラフト(Ganscraft)」「サウスウェスト・アーツ・アンド・クラフト(SOUTHWEST ATRS & CRAFTS)」は、同社のブランド名です。
その後、1930年代に入って、Ganscraftがタロンジッパー、裏地付き、ナバホ製のシルバーボタンを特徴とする「チマヨパース(Chimayo Purse)」を商品化したといわれています。この商品が流行し、同業者の間に広まるのには、それほど長い時間はかからなかったようです。
また、彼等は小売りのみならず、卸売り事業・OEM生産にも積極的で、国立公園内やルート66沿いの多くの土産物店が彼等の主な顧客でした。1962年、事業は売却され、現在は残念ながら店舗も会社も現存しておりません。

残念ながら、虫食いか糸飛びと思われるピンホールが1ヶ所あります。どうぞご了承下さい。通常の着用には問題ありません。

- 素材:ウール100% 手織り
- 幅 110 x 全長 1230 mm
- カラーリング : レッド、ブルー、ホワイト
- アメリカ製
- ドライクリーニングをお勧めします
- 古物商許可 : 新潟県公安委員会 上越 第461290000826号 衣類商 小林正茂
- 手織りビンテージ商品の為、ピンホールや多少の使用跡などがありますが、年式から考えるとかなり良いコンディションだと思います。詳しくは前述の商品説明をご参照下さい。
- 現在庫は1点のみです。
- ご覧になるモニター等の特性によっては、商品の色合いが若干異なって見える場合もございます。どうぞご了承下さい。
送料・代引き手数料は全国無料
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