WEBB YOUNG, TRADER(ウェブ・ヤング・トレーダー)は、画家だったウェブ・ヤング氏が、ニューメキシコ州サンタフェ市で営業をしていたトレーディングポストです。
元々は、ルート66華やかなりし1940年代〜50年代をピークに、全米中からニューメキシコ州を訪れる観光客向けに販売されていた手織りのウールネクタイでした。
同類の商品の中で最もポピュラーだったのが「TEWA WEAVERS(テワ・ウィーヴァーズ)」というブランドだった為、この手のウールネクタイを「テワ・タイ(TEWA TIE)」と総称するようになりました。
時代の流れと共に、現存する生産メーカー、取扱店は残念ながらなくなってしまいました。現在では、稀にビンテージやデッドストック品がみつかるのみです。
同じ手織りでも、現在のオルテガ社製に代表されるチマヨベストやブランケット等とは、使われていたウール糸の太さ、製品の厚みや風合いは全く異なる製品です。
現在のシルク素材のネクタイとは素材感も全く違い、レトロな雰囲気を醸し出しているのが魅力です。

通常のネクタイよりも短いですね。身長167cmの私が、前側を約6cmくらい長くして締めた様子です。こうすればちょうど良くなると思います。
WEBB YOUNG, TRADERとは・・・
- ケンタッキー州コヴィントン(Covington)生まれの画家ウェブ・ヤング(1913 - 2005)が、妻マーガレット・レーン(Margaret Lane)と共に、1934年ニューメキシコ州サンタフェのキャニオンロードに開設したトレーディングポストです。
- ウェブは、幼少の頃から度々避暑に訪れていたニューメキシコ州に定住し、愛する州北部全域を隈なく旅して仕入れたインディアンジュエリー、陶芸品、手織りのチマヨブランケット製品やインディアンラグ等を販売するようになりました。
- 父ジェームスが有能な広告代理業だったお陰で、彼等の広告は宣伝効果が抜群で、ウールネクタイの通信販売は大成功しました。
- 「ライフ」1940年11月号に掲載したウールネクタイの広告で、彼等は26000本以上の手織りウールネクタイを全米中に販売したといわれています。その広告は、ジュリアン・ルイス・ワトキンス著「THE 100 GREATEST ADVERTISEMENTS 1852 - 1958」に選出される程でした。
- 第二次対戦後のファッショントレンドの変化から、1950年に事業を閉鎖しました。(彼自身は、本来の画家として、その後も成功し続けました)

これが驚異的な効果をもたらした、当時の雑誌広告です。

- 素材:ウール100% 手織り
- 幅 90 x 全長 1230 mm
- カラーリング : ホワイト x ベージュ x ダークブラウン
- アメリカ製
- ドライクリーニングをお勧めします
- 古物商許可 : 新潟県公安委員会 上越 第461290000826号 衣類商 小林正茂
- 手織りビンテージ商品ですので、全体にうっすらと使用感はありますが、目立つ日焼けや退色、虫食いピンホール等はございません。年式から見れば、かなり良質のコンディションだと言えるでしょう。現在庫は1点のみです。
- ご覧になるモニター等の特性によっては、商品の色合いが若干異なって見える場合もございます。どうぞご了承下さい。
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