このページでは、当店が現地仕入れ・輸入・販売しているオルテガ社製チマヨ・ブランケット製品と、インディアンジュエリーに関する用語を簡単にご説明します。ご購入の際の参考にしていただければ幸いです。
アガト、アガテ(Agate)
めのう。ワシントン・モス・アガト、クレイジー・レース・アガト等の種類があります。インディアンジュエリーとしては、とてもレアなマテリアルです。
アンバー(Amber)
琥珀(こはく)。松ヤニなどの樹液の化石です。
イサカピーク・ターコイズ(Ithaka Peak Turquoise)
アリゾナ州で採掘されるキングマン・ターコイズの中でも、ITHACA PEAK(イサカ・ピーク)坑道で採掘された特にハイグレードで最も硬度が高いナチュラル・ターコイズは、イサカ・ピーク・ターコイズと呼ばれています。現在採掘されているキングマン・ターコイズの約95%は、透明樹脂を特殊な方法で注入して硬度を高めるスタビライズド( Stabilized )加工が施されているそうですから、その希少ぶりはかなりのものです。パイライト( iron pyrite、黄鉄鉱)やウォーターマークが入った石、1970年代に一度閉山する以前の通称「オールド・キングマン」( Old Kingman )の石は、コレクターの間でも特に珍重されています。硬度が高いので、非常に光沢があり、独特の美しさがあります。
イサカピーク・ターコイズを使ったインディアンジュエリーの一覧は、こちらをクリックしてご参照下さい。
イースター・ブルー(Easter Blue)
ネバダ州中西部にあるターコイズ鉱山です。
インディアン(Indian)
一般的には『アメリカ先住民』のことです。コロンブスらが、到着した新大陸(アメリカ)をインドと勘違いした為に、こう呼ばれるようになったそうです。近年、アイデンティティなどの問題から、アメリカン・インディアン、ネイティブ・アメリカンと呼ばれることも多いです。
インディアン・マウンテン(Indian Mountain)
ネヴァダ州の中央東部、ランダー郡にあるターコイズ鉱山です。
インディアン・マウンテン・ターコイズを使ったインディアンジュエリーの一覧は、こちらをクリックしてご参照下さい。
インレイ(Inlay)
インディアン・ジュエリーの製法のひとつで、『象眼細工(ぞうがんざいく)の総称』です。チャネル・インレイ、 マルチ・インレイ、エッチド・インレイ、ハイト・インレイなどの種類があります。
ウェディング・バンド(Wedding Band)
ズニ・ジュエリーで、円周全体に等間隔に素材を埋め込んだ、インレイ装飾のリングの総称です。
ウェディング・ブランケット(Wedding Blanket)
婚約、結婚のお祝いにプレゼントされる、大きめのチマヨ・ブランケットの総称です。特定のデザインパターンはないようですが、ベースカラーはホワイトが一般的です。
エッジプレート(Edgeplate)
シルバーの土台に、薄いプレートを狭い間隔で縦方向に並べて作るデザインのことです。シャープな外観はコンテンポラリー・ジュエリー風ですが、歴史は意外と古く、1920年代のビンテージ・ジュエリーに、既にその原型が見られます。
エッチド・インレイ(Etched Inlay)
ズニ・ジュエリーの製法のひとつです。石や貝、サンゴなどの細かいパーツで美しい絵柄を作り上げる、特殊で手間のかかる技法です。象眼細工(ぞうがんざいく)、螺鈿(らでん)にも似た技法です。
オータム・リーフ、リーブズ(Autumn Leaf, Autumn Leaves)
チマヨ・ブランケットのデザイン・パターンの一種です。葉っぱの形に見えることから、こう呼ばれるようになりました。よく似たデザイン・パターンに、キー・ロケット(Key Rocket)があります。
オーバーレイ(Overlay)
典型的なホピ・ジュエリーの製法です。目の細かい糸コノで透かし彫りにした上板に、もう1枚下板を重ねて作る特殊技法で、第二次大戦後に考案されました。
オニキス(Onyx)
黒い石と思われがちですが、元々は白黒縞模様の黒い部分です。めのう、カーネリアンなどの仲間でもあります。
オパール(Opal)
インディアンジュエリーで使われるようになったのは近年です。様々な色合いがあります。
オホ・デ・ディオス(Ojo de Dios)
『神の眼』(Eye of God)と呼ばれる、ズニ・ジュエリーなどのインレイ模様のひとつです。
オリーブ・シェル(Olive Shell)
ズニやサント・ドミンゴ製のネックレスなどに、ビーズとして使われることが多い貝殻です。白と茶色のストライプ状の色合いで、色の濃淡差のある様々な種類があります。
オルテガ(Ortega)
アメリカ合衆国ニューメキシコ州チマヨ村にある、手織りの伝統工芸品チマヨ・ブランケットやベストの老舗です。スペイン系開拓移民の子孫で、現社長は7代目になります。現存するチマヨ・ブランケット専門店で最古の歴史があります。
カボション、キャブ(Cabochon)
石や貝殻を丸、楕円などに磨いたジュエリー用のパーツのことです。
ガンズクラフト(Ganscraft)
元々はイリノイ州シカゴ出身の法律家だったジュリウス・ガンズ(Julius Gans)が、ニューメキシコ州旅行後に、コレクターから実業家に転身。更に1915年、観光客の増加を背景に、Julius Gans’ Southwestern Arts and Crafts社をサンタフェのプラザ南側にオープンしました。「ガンズクラフト(Ganscraft)」「サウスウェスト・アーツ・アンド・クラフト(SOUTHWEST ATRS & CRAFTS)」は、同社のブランド名です。その後、1930年代に入って、Ganscraftがタロン・ジッパー、裏地付き、ナバホ製のシルバーボタンを特徴とする「チマヨ・パース(Chimayo Purse)」を商品化したといわれています。この商品が流行し、同業者の間に広まるのには、それほど長い時間はかからなかったようです。また、彼等は小売りのみならず、卸売り事業・OEM生産にも積極的で、国立公園内やルート66沿いの多くの土産物店が彼等の主な顧客でした。1962年、事業は売却され、店舗も会社も現存しておりません。
キーリング(Key Ring)
いわゆる「キー・ホルダー」のことです。キー・ホルダーは和製英語です。
キー・ロケット(Key Rocket)
チマヨ・ブランケットのデザイン・パターンのひとつです。良く似たデザイン・パターンに、『オータム・リーフ』という物があり、混同されやすいです。
キャスト(Cast)
ジュエリーのシルバー部分を作る製法のひとつで、『鋳造(ちゅうぞう)』のことです。サンド・キャスト、ロスト・ワックス・キャスト、トゥーファ・キャストなどの種類があります。
キャリコ・レイク(Carico Lake)
ネヴァダ州の中北部、ランダー郡にあるターコイズ鉱山です。
キャリコ・ターコイズを使ったインディアンジュエリーの一覧は、こちらをクリックしてご参照下さい。
キャンデラリア(Candelaria)
ネヴァダ州の小さなターコイズ鉱山で、既に閉山しています。
キャンデラリア・ターコイズを使ったインディアンジュエリーの一覧は、こちらをクリックしてご参照下さい。
925シルバー
和製英語です。銀の純度92.5%以上であることからこう呼ばれることもありますが、正しくは『スターリング・シルバー(Sterling Silver)』といいます。
キングス・マナッサ(King's Manassa)
コロラド州南部にあるターコイズ鉱山です。
キングマン(Kingman)
アリゾナ州北西部にあるターコイズ鉱山です。ターコイズ・マウンテン鉱山の近くにあります。
キングマン・ターコイズを使ったインディアンジュエリーの一覧は、こちらをクリックしてご参照下さい。
クリップル・クリーク(Cripple Creek)
コロラド州中部にあるターコイズ鉱山です。
クロウ・スプリング(Crow Spring)
ネヴァダ州南西部ニアルターコイズ鉱山です。
クロウ・ターコイズを使ったインディアンジュエリーの一覧は、こちらをクリックしてご参照下さい。
コイン・シルバー(Coin Silver)
銀90%、銅10%の合金の俗称です。昔、銀貨をジュエリー作りに流用したこと(現在は違法)から、こう呼ばれるようになりました。スターリング・シルバー(Sterling Silver、銀純度92.5%以上)よりも黒っぽくて硬いのが特徴です。
ココペリ(Kokopelli)
主にホピ族の間で、古くから言い伝えられてきた精霊のひとつです。笛を吹きながら村々を訪れ、豊作(富)と幸福をもたらしたと言い伝えられています。インディアンジュエリーのデザイン・モチーフとしても、とても人気があります。
ゴドバー、ガドバー(Godbar)
ネヴァダ州中北東部ニアルターコイズ鉱山です。
ゴドバー・ターコイズを使ったインディアンジュエリーの一覧は、こちらをクリックしてご参照下さい。
コマーシャル・ダイ(Commercial Dye)
合成染料、またはそれで染められた羊毛糸のことです。『シンセティック・ダイ』ともいいます。『ナチュラル・ダイ(Natural Dye、天然染め)』の糸よりも、発色が安定しやすい、退色しにくいという特長があります。⇔ナチュラル・ダイ
コーラル(Coral)
珊瑚(さんご)のことです。赤、ピンクが一般的ですが、稀に白などもあります。自然環境保護の観点から、近年ますます減ってきている素材のひとつです
コンチョ、コンチャ(Concho, Concha)
貝殻や花びらをあしらった、プレート状のシルバー製品、パーツの総称です。
サウスウェスト(Southwest, The)
アメリカ合衆国南西部の総称です。ニューメキシコ、アリゾナ、コロラド、ユタの4州を指すことが一般的です。
サウスウェスト・アーツ・アンド・クラフツ(Southwest Arts & Crafts)
→「ガンズクラフト(Ganscraft)」をご参照下さい。
サザン・ジェム(Southern Gem)
ニューメキシコ州南部にあるターコイズ鉱山です。
サンダーバード(Thunderbird)
アメリカン・インディアンが、雷を起こすと信じた伝説の巨鳥です。インディアンジュエリー、チマヨ・ブランケットのデザイン・モチーフとして用いられることがあります。
サンタフェ・スタイル(Santa Fe Style)
1980年代後半、同名の写真集が火付け役となって世界的に流行した、元々はインテリア・建築のブームです。ラルフ・ローレンもブームに一役買い、カジュアル・ファッションにも広く波及しました。
サンド・キャスト(Sand Cast)
砂を固めて鋳型(いがた)に用いるシルバーの鋳造(ちゅうぞう)法の一種です。溶かしたシルバーが冷えて固まったら、外側の鋳型を割って取り出さなければならないので、鋳型は使い回しが出来ません。非常に手間と時間がかかる製法の為、近年は生産者が激減しています。良く似た製法に、多孔質の凝灰岩や軽石などをモールド(鋳型)に用いた『トゥーファ(tufa)キャスト』製法があります。
サント・ドミンゴ族(Santo Domingo)
ニューメキシコ州中北部に住む、アメリカン・インディアンのひとつです。
サント・ドミンゴ族出身の職人が作ったインディアンジュエリーの一覧は、こちらをクリックしてご参照下さい。
ジェイソン・タカラ(Jason Takala)
ホピ・ジュエリーの著名作家の1人です。図柄の緻密さとバランス感覚には定評があり、世界中にコレクターがいることでも有名です。
ジャーマン・シルバー(German Silver)
ニッケル・シルバーとも呼びます。銅、亜鉛、ニッケルの合金で、銀製分は通常含まれていないか、ごく微量です。
シャトル(Shuttle)
日本では、『飛び杼(ひ)』と呼びます。機(はた)織りで、横糸を巻いたボビンを入れる木製、船型の道具のことです。一定の横方向を往復作業することから、シャトル・バス、スペース・シャトルなどの語源ともなりました。
シャンク(Shank)
リングのアームの一番後ろ、一番幅が狭い部分のことです。
シリリョス、セリリョス(Cerrilllos)
ニューメキシコ州北東部、州都サンタフェの南にある、北アメリカ大陸で最も古いターコイズ鉱山のひとつです。現在は鉱脈が枯渇し、閉山しています。
シリリョス・ターコイズを使ったインディアンジュエリーの一覧は、こちらをクリックしてご参照下さい。
シンセティック・ダイ(Synthetic Dye)
→『コマーシャル・ダイ』をご参照下さい。
スカッシュ・ブロッサム・ネックレス(Squash Blossom Necklace)
カボチャの花型の飾りが付いたネックレスの総称です。
スギライト、スージャライト(Sugilite)
別名ラヴライト(Lavulite)とも呼ばれる、紫色の石です。
スターリング・シルバー(Sterling Silver)
銀92.5%、銅7.5%の合金です。純銀よりも硬度があり、加工しやすく、変色もしにくいのが特長で、インディアンジュエリーの基本的な材料となります。
スタッズ(Studs)
日本式に言うところの『ピアス』『プチ・ピアス』の別な呼び方です。
ストーミー・マウンテン(Stormy Mountain)
ネヴァダ州北東部にあるターコイズ鉱山です。現在は、採掘が終了しています。
ストーミーマウンテン・ターコイズを使ったインディアンジュエリーの一覧は、こちらをクリックしてご参照下さい。
ズニ族(Zuni)
ニューメキシコ州中西部に住む、アメリカン・インディアンのひとつです。美しく精巧なインレイのジュエリー、フェティッシュなどの手工芸品に長けています。
スパイニー・オイスター(Spiny Oyster)
あざやかなオレンジから赤に、白い縞やまだら模様が混ざった貝殻です。
スリーピング・ビューティー(Sleeping Beauty)
アリゾナ州中部、フェニックス東部にあるターコイズ鉱山です。
スリーピング・ビューティー・ターコイズを使ったインディアンジュエリーの一覧は、こちらをクリックしてご参照下さい。
ターコイズ(Turquoise)
トルコ石のことです。昔、トルコ経由で世界に広まったことから、こう呼ばれるようになりましたが、その当時のものはイラン産だったそうです。銅とアルミニウムの化合物で、青は銅の成分、緑はアルミニウムの成分です。かつては、アメリカの南西部に沢山の鉱山がありましたが、現在はほとんどが枯渇し閉山しています。
ターコイズ・マウンテン(Turquoise Mountain)
アリゾナ州北西部にあるターコイズ鉱山です。キングマンの近くにあります。
ターコイズ・マウンテン・ターコイズを使ったインディアンジュエリーの一覧は、こちらをクリックしてご参照下さい。
タイロン(Tyron)
ニューメキシコ州Silver City(シルバーシティー)郊外にあるターコイズ鉱山です。
タイロン・ターコイズを使ったインディアンジュエリーの一覧は、こちらをクリックしてご参照下さい。
チマヨ(Chimayo)
アメリカ合衆国ニューメキシコ州の州都サンタフェの北東部にある、峡谷の小さな農村です。奇跡を起こすと言い伝えられている教会『サンチュアリオ・デ・チマヨ』と、手織りの伝統工芸品チマヨ・ブランケット、トウガラシの生産が有名です。
チマヨ・パース(Chimayo Purse)
アメリカ合衆国ニューメキシコ州チマヨ(Chimayo)を中心として先祖代々こつこつと織り続けられてきたチマヨ・ブランケットを素材にしたビンテージのポーチ、クラッチバッグの総称です。1930年代~60年代初めまで生産されていました。フラップのボタンに薄いシルバー板をスタンピングを施したクラスプ(clasp)が付けられているのが一般的なタイプの特徴です。ガンズクラフト(Ganscraft)などのブランドが有名です。当店の取り扱い一覧ページは、こちらからご参照下さい。
チャネル・インレイ(Channel Inlay)
ズニ・ジュエリーの典型的な製法のひとつです。カットされた石や貝殻のパーツの間に、シルバーの仕切り(チャネル)があるインレイです。
チョーカー(Choker)
首の根本にぴったりとくるような、短めのネックレスの総称です。
デニム・ラピス(Denim Lapis)
薄いネイビー・ブルー地に、白いまだら模様の混ざった、ラピス・ラズリの一種です。
トゥーファ・キャスト(Tufa Cast)
多孔質の凝灰岩や軽石などをモールド(鋳型)に用いた、シルバーの鋳造(ちゅうぞう)法です。溶かしたシルバーが冷えて固まったら、外側の鋳型を割って取り出さなければならないので、鋳型は使い回しが出来ません。非常に手間と時間がかかる製法の為、近年は生産者が激減しています。
トゥリー・オブ・ライフ(Tree Of Life)
『生命の木』と呼ばれる、チマヨ・ブランケットの伝統的なデザインパターンのひとつです。大樹の枝分かれは『家系図』を、鳥がたくさん集まる様子は『子孫繁栄』を象徴しているといわれています。大きな木に鳥が群がる模様をバランス良く織るのは、多大な経験とセンスを要するので、織ることが出来る職人は非常に限られています。今日では希少品となっています。
ドライ・クリーク(Dry Creek)
ネバダ州にあるターコイズ鉱山のひとつです。薄い水色から白っぽい色合いの石が多いのが特徴です。鉱山の所有者が変わり、現在はゴドバー(Godbar)と呼ばれています。
ドライ・クリーク・ターコイズを使ったインディアンジュエリーの一覧は、こちらをクリックしてご参照下さい。
トランパス(Trampas)
別名『ヴァレロ(Vallero)』とも呼びます。パッチワーク・キルトの模様にも似た、チマヨ・ブランケットの8ポイント・スターのデザインパターンです。プロポーションを決めてバランス良く織るのが非常にむずかしく、織ることが出来る職人の数は今日では限られています。なかなか手に入らないデザインのひとつです。
トレドル・ルーム(Treadle Loom)
チマヨ・ブランケットを織る為の木機(きばた)のことです。一般的なタイプは、立って織るように作られているのが特徴です。
ドローストリング・バッグ(Draw-string Bag)
口を紐で縛って閉じるバッグ類の総称です。いわゆる巾着(きんちゃく)のことです
ナージャ、ナハ(Naja)
ナバホ語で、スカッシュ・ブロッサム・ネックレス等に下がっている、三日月型の装飾部分のことです。虹、女性の子宮などをかたどっているという説があります。
ナイフ・ウィング(Knife Wing)
翼を広げて立っている、ズニの神性のデザインのことです。
ナチュラル・ダイ(Natural Dye)
天然の染料、顔料で染められた機織り用の色糸のことです。或いは、その染め方の総称です。⇔コマーシャル・ダイ、シンセティック・ダイ
ナバホ族(Navajo)
ニューメキシコ州西部からアリゾナ州北西部にかけて広く住む、アメリカン・インディアンのひとつです。ジュエリー、手織りブランケットなどの手工芸品作りに長けていることでも有名です。
ナンバーエイト(NO.8)
ネバダ州北東部にあるターコイズ鉱山です。
ナンバーエイト・ターコイズを使ったインディアンジュエリーの一覧は、こちらをクリックしてご参照下さい。
ニードル・ポイント(Needle Point)
ズニ・ジュエリーの代表的な製法のひとつです。細長くカットした石や貝殻、サンゴなどのパーツを、スターリング・シルバーの土台に均等に並べていく装飾法です。
ニッケル・シルバー(Nickel Silver)
→『ジャーマン・シルバー』をご参照下さい。
ネイティブ・アメリカン(Native American)
→『インディアン』をご参照下さい。
ハイト・インレイ(Height Inlay)
土台のシルバー材よりも、石や貝殻のパーツをかなり高くしたインレイ製法です。いわゆる『コンテンポラリー・デザイン』のブレスレットやリングに見られます。
パイプストーン(Pipestone)
赤茶の石で、ビーズやフェティッシュとして利用される事が多い素材です。
パイロット・マウンテン(Pilot Mountain)
ネバダ州中西部にあるターコイズ鉱山です。
パイロット・マウンテン・ターコイズを使ったインディアンジュエリーの一覧は、こちらをクリックしてご参照下さい。
ハチタ(Hachita)
ニューメキシコ州南西部にあるターコイズ鉱山です。
バレッタ、バレット(Barrette)
髪留めの総称です。クリップ式、かんざしタイプなどがあります。
バングル(Bangle)
腕輪のことです。アメリカでは、ブレスレット(Bracelet)と呼ぶのが一般的です。
ヴァレロ(Vallero)
→『トランパス』をご参照下さい
ピアス(Pierce)
『耳飾り』のことをピアスと呼ぶのは、和製英語です。アメリカでは、イアリング(Earrings)と呼ぶのが一般的です。
ピクトリアル(Pictorial)
幾何学模様やストライプではなく、動植物や風景などの具象的な模様の総称です。
ビズビー、ビスビー(Bisbee)
アリゾナ州南部にあるターコイズ鉱山です。
ビズビー・ターコイズを使ったインディアンジュエリーの一覧は、こちらをクリックしてご参照下さい。
フェティッシュ(Fetish)
動物、鳥、魚などの生物の形にカットされた、石や貝殻などのビーズの総称です。
フォックス(Fox)
ネバダ州中北部にあるターコイズ鉱山です。またの名を『Crescent Valley(クレッセント・ヴァレー)』といいます。
フォックス・ターコイズを使ったインディアンジュエリーの一覧は、こちらをクリックしてご参照下さい。
フリンジ(Fringe)
チマヨ・ブランケット、ラグの両端に見られる、白い縦糸を束ねて縛った部分のことです。
ブルー・ジェム(Blue Gem)
ネバダ州中北部にあるターコイズ鉱山です。
ブルージェム・ターコイズを使ったインディアンジュエリーの一覧は、こちらをクリックしてご参照下さい。
プレイス・マット(Place Mat)
中央に物を置いて敷くことを前提に織られたチマヨ・ブランケットの総称で、通常はセンターデザインがありません。いわゆる「ランチョン・マット」のことです。
フレッド・カボティー(Fred Kabotie)
第二次大戦後、ポール・スーフキー氏らと共に、ホピ・ジュエリーのオーバーレイ製法開発に携わった功労者の一人です。
ベア・トラック、ベア・ポゥ(Bear Track, Bear Paw)
『熊の足跡』をかたどった図柄の総称です。表の意味は『吉兆』で、真の意味は『パワー』の象徴です。
ベゼル(Bezel)
石や貝殻、サンゴなどの装飾素材を、スターリング・シルバー製のジュエリーの土台に固定する、ギザギザの囲み部分の総称です。
ペティ・ポイント(Petit Point)
ズニ・ジュエリーで、石や貝殻,サンゴなどの装飾素材を細かい丸や楕円に整形し、並べて飾る製法のことです。
ヘマタイト(Hematite)
酸化鉄の一種です。メタリックな銀色のものは、インディアンジュエリーの素材として用いられることがあります。
ホールマーク(Hallmark)
通常、インディアンジュエリーの裏に刻印された、製作者のサインのことです。フルネーム、イニシャル、シンボルマークなど、様々なタイプがあります。。ホピ・ジュエリーのものが有名です。
ポール・スーフキー(Paul Saufkie)
第二次大戦後、フレッド・カボティー氏らと共に、ホピ・ジュエリーのオーバーレイ製法の開発に携わった功労者の一人です。
ホピ族(Hopi)
アリゾナ州北東部に住む、アメリカン・インディアンのひとつです。居留地は、ナバホ族の居留地に囲まれています。独特のオーバーレイ製法のシルバー・ジュエリーや、一本彫りのカチーナ・ドールが特に有名です。
マザー・オブ・パール(Mother Of Pearl)
文字通り、真珠の母貝のことです。ナバホ、ズニのジュエリーで、独特の輝きが美しい貝殻の内側が用いられています。ホワイト、ゴールドなどの色があります。
マスター・ウィーヴァー(Master Weaver)
チマヨ・ブランケットのノウハウを伝授する、手織り職人のリーダーのことです。老舗のオルテガ家では世襲制で、現在で7代目になります。
マトリックス(Matrix)
ターコイズの中に見られる、黒、茶、ベージュなどの独特の模様を総称してこう呼びます。産地によって、クモの巣や世界地図のような見え方のするものなど、様々な種類があります。
マラカイト(Malachite)
和名は「孔雀石(くじゃくいし)」です。緑色の地に黒いストライプが美しい石です。
マン・イン・メイズ(Man In Maze)、マン・イン・ザ・メイズ(Man In The Maze)
ホピ族のオーバーレイ・ジュエリーや他の伝統工芸品などに見られる、男性が迷路から出てきたところを描いた図柄の総称です。ホピ族の伝統的な成人の儀式から由来しているらしいです。
めのう、メノウ
→「アガト」をご参照下さい。
メロン・シェル(Melon Shell)
明るい肌色から薄いオレンジ色の貝殻です。インディアンジュエリーでは、ビーズやフェティッシュとして用いられることが多いです。
モレンシー(Morenci)
アリゾナ州南西部にあるターコイズ鉱山です。
モレンシー・ターコイズを使ったインディアンジュエリーの一覧は、こちらをクリックしてご参照下さい。
ラピス・ラズリ(Lapis Lazuli)
濃紺の美しい石です。ナバホ、ズニ、サント・ドミンゴなどのインディアンジュエリーでは、ビーズ、フェティッシュなどとしても用いられています。
ランダー・ブルー(Lander Blue)
ネバダ州中北部にあるターコイズ鉱山です。たった一年間しか採掘されなかった、とても希少なターコイズとして有名です。
リオ・グランデ・ストライプ(Rio Grande Stripe)
チマヨ・ブランケットのデザイン・パターンのひとつで、最古のものといわれています。元々はネイビー、ダーク・ブラウン、ナチュラルの色使いがオリジナルですが、最近は様々なカラーリングが登場しています。
リキッド・シルバー(Liquid Silver)
極小・極細のストロー状のシルバー・ビーズです。これを使ったネックレスなどは液体が流れるように見えることから、こう呼ばれるようになりました。
リンク・ブレスレット(Link Bracelet)
チェーン状にパーツが連なった形状のブレスレットの総称です。
レイン・クラウド(Rain Clouds)
インディアンジュエリー、チマヨ・ブランケット製品などの伝統工芸品に見られる、『雨雲』の模様の総称です。ライトニング(Lightning、稲妻)が加わることもあります。雨が極端に少ない乾燥したアメリカ南西部では、雨はアメリカン・インディアンの人々と大地に潤いを与え、農作物の成長を助ける大事な要素でした。雨雲はその兆しであることから、『吉兆』=『良いことの兆し』の意味という説があります。
レッド・マウンテン(Red Mountain)
ネヴァダ州中央東部にあるターコイズ鉱山です。
レッド・マウンテン・ターコイズを使ったインディアンジュエリーの一覧は、こちらをクリックしてご参照下さい。
レプーシー(Repousse)
銀板を裏側から叩いて、装飾部をドーム状に起こす、ジュエリーの加工法のひとつです。
ロイストン(Royston)
ネバダ州中西部にあるターコイズ鉱山です。
ロイストン・ターコイズを使ったインディアンジュエリーの一覧は、こちらをクリックしてご参照下さい。
ロウヅケ、ろうづけ
銀ハンダで、スターリング・シルバーのパーツ同士を接合する作業のことです。
ロードランナー(Roadrunner)
アメリカ南西部に棲息する鳥の一種です。飛ぶのが苦手で、道をパタパタ走ることから、こう呼ばれるようになりました。インディアンジュエリー、チマヨ・ブランケットのデザイン・モチーフに使われることがあります。
ローン・マウンテン(Lone Mountain)
ナバダ州中西部にあるターコイズ鉱山です。
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ワープ(Warp)
チマヨ・ブランケットなどの手織り製品の縦糸のことです。オルテガ社では、通常2本撚りの羊毛100%を使用しています。
ワイド・バンド(Wide Band)
チマヨ・ブランケットの端に見られる、幅広のストライプ模様の総称です。
このページは、ベアトラックの基礎&専門用語集です